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2016-07-09

絵本に癒しと生きる勇気をもらう~Belle


不遇の境遇でも自分らしく

絵本が好きです。

特に外国の絵本が好きです。

七年ほど前、洋書の絵本を紹介され、

三十冊ほどのセットを購入しました。

セットですので、それなりに高価でしたが、

思い切って、毎月少しづつ返済する方法で購入しました。

クリスマスのすこし前に届いた素敵な絵本たちは、

大切な、たいせつな宝物になりました。

 

その中に、時どき開いては、

心を支えられる一冊の絵本があります。

よく知られている、ベルと呼ばれる美しい女性と、

醜い獣に姿を変えられた王子のお話です。

本によって物語の細部が異なりますが、

フランスで出版されてたその絵本は、

絵が素晴らしく、その美しさに、まず癒されます。

そして、この物語のベルの描写がとても素敵なのです。

裕福な商人だった父親が財産を失い、

田舎の小さな家で、農民と同じように働いて暮らすことになります。

高慢な姉たちが不満ばかりを口にして無為に過ごす中、

末娘のベルは朝四時に起きて働きます。

早起きして家事をすませると、読書をし、チェンバロを弾き、

糸を紡ぎながら歌を歌うのです。

労働に慣れていなかった最初の頃は、大変苦労したものの、

『心地よい疲れのため、とても健康になりました』と語られています。

 

不運の境遇にきちんと向き合い、

その場所で、自分らしく生きるベルの強さとしなやかさに、

憧れ、そして勇気をもらえます。

その苦労が健康に変わるくだりにも、

何か、報われるという気がして嬉しくなるのです。

 

この物語のように幸せな結末は難しいとしても、

このベルのように生きたいと、あらためて、そう思い、

心に力を得て、本を閉じます。

 

 

 

 


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