母であるということ
母になるということ
母になるということは、
幸せなことです。
ただ、ただ、自分を求め
慕い、愛してくれる存在が
この世に生まれてきてくれるのですから。
母であるということ
母であるということは、
辛く苦しいものです。
たいせつなわが子が、悲しみや苦しみの中にあるとき、
何もできず、
ただただ、その苦しさを思い
一刻も早く、その悲しみの底から立ちあがり
幸せになるようにと
祈ることしかできないのですから。
ただただ、傍にいようと、
心に思うしかないのですから。
幼いわが子の手のひらに
その小さな手と手をつなぐとき、
その、柔らかさと、小ささと、
温かさを感じるとき、
疲れてしまった心の中に
生きる力が、伝わって、来てくれるのです。
その、ちいさな小さな手のひらから
柔らかい温かさと
日々成長する、小さいからだのエネルギーが、
伝わって、来てくれるのです。
まっすぐに、母を見つめる
無垢な眼差しに出会うとき、
生まれてきてくれて、ありがとう、
ここに居てくれて、ありがとうと、
心から思うのです。
コメントを残す