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2017-07-13

睡眠負債と極楽椅子のお話


恐るべし『睡眠負債』

慢性的に、睡眠不足です。

夜、自宅で塾を開くという職業がら、就寝時間が遅くなります。高齢出産した末娘はまだ中学生で朝も早く、睡眠不足の毎日です。義母の介護をしていた時は更に30分早く起きていましたので、その頃より少しはマシになりましたが、それでも6時間睡眠にはなかなか届きません。もっと眠りたいストレスが溜まると身体に悪いので『睡眠は5時間で十分』と自分に言い聞かせ、騙しダマし毎日をやり過ごしていました。自己暗示はストレスを回避する有効な手段です。

ところがある夜、くつろいでいる時に衝撃的なTV番組が始まりました。『睡眠負債が危ない』という物騒なタイトルです。TVにくぎ付けになりました。『わずかな睡眠不足がまるで借金のようにじわじわと積み重なって、命にかかわる病気や認知症のリスクを高め、日々の生活の質を下げる』というのです。

ひどい睡眠不足が仕事や家事に支障を来すのは当たり前ですが、そんな一日限りのことではなく、日々のわずかな睡眠不足こそが危険だというのです。これまで見ないフリをしてきた日々の睡眠不足が蓄積していくなんて、それが命に関わるだなんて本当に迷惑な話です。しかも認知症のリスクまで高まるとは、つい先日まで介護していた者にとって何よりの衝撃です。もはや知らんぷりはできません。番組では、次のように解決策を提示していました。

『この「睡眠負債」の返済のしかたは単純です。毎日少しずつ睡眠時間を伸ばせばいいのです。』

そんなに単純に伸ばせるものなら何も苦労はありません。しかし、無理と切り捨て、そんなに危険なものを貯めるわけにもいきません。夜が無理なら、お昼寝するしかありません。これまでは介護と仕事で多忙すぎてお昼寝の時間などありませんでしたが、幸い介護がひと段落してお昼の時間に少し余裕ができました。せっせとお昼寝しようではありませんか。

ところが私は、朝いったん目覚めると夜までなかなか眠れない体質です。お昼寝しようと思ってもなかなか眠れません。が、そんな私には強~い味方があったのです。3年ほど前、我が家にやってきた『極楽椅子』です。極楽椅子とは我が家におけるマッサージチェアーの愛称です。

この椅子を買うことは長年の夢でした。かなり大袈裟ですが、学生時代、部活の合宿で筋肉痛を起こした身体を、銭湯にあったこの椅子に沈めてみたのが最初の出会い、まさに映画『テルマエロマエ Ⅰ 』のルシウス状態。その後この椅子は、私の憧れの存在でした。しかし、そこそこお値段も張りますし場所も取ります。何よりそれほど疲れてもいませんでしたので、長い間購入には至りませんでした。それが、心身の疲労を伴う介護に直面して極楽椅子への熱望がピークに達し、ついに購入が現実のものとなったのです。最近ではコンパクトに収納できたり大幅値引きで購入できたりと、手に入り易くなったのは幸いでした。

実際、介護でくたくたになった時、どれほどこの椅子に癒されたことでしょう。身も心も解されて、お昼寝できない性質の私でも、昼食後には心地よく入眠することができました。なんと心強い味方でしょう。

忙しい毎日、時間は作らないとできません。できる限り毎日時間を作って極楽椅子に座り、負債を返済し、健康に年を取っていきたいと思います。

 


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