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2019-06-25

太王四神記~天に遣わされた王タムドク


この物語の主人公は、もちろんタイトルの太王タムドク、扮するはヨン様ことペ・ヨンジュン氏。チラ見したその姿に惹かれ、ストーリーも知らないままドラマを見始めたのである。

ベースとなる神話時代に神の子であったファヌンが、預言のとおり2000年の後に生まれ変わり、かつてファヌンが創った広大なチュシン国の王として、高句麗をとりまく国々をも治めていくというストーリーだ。

この王は歴史上実在の王で、高句麗史上もっとも領土を拡大し「広開土王」と呼ばれているらしい。韓国の歴史を学んでいないので、実際にこの人物と青年期までのストーリーが韓国でどのように語り継がれているのか気になるところだが、王となり、領土を拡大していくあたりは史実として残っているようだ。実在の王の話だけに、ある城の場所が違う、など地理的な間違いを指摘する声等々あるようだが、他民族なので、単純にドラマとして楽しませて頂こうと思う。

神の子の転生であり、かつてのチュシン国再建のために天から遣わされた王にふさわしく、主人公タムドクは文武に優れ、人徳があり、品があって容姿端麗である。このドラマの監督は、ただ強い王ではなく、優しさとカリスマ性で人々の心を掌握した王を描きたかったそうで、この役はヨン様以外に考えられなかったそうだ。その期待通り、この役はヨン様のはまり役と絶賛されている。私が一目で心を奪われた第六感は、やはり正しかった。

王が生まれると預言された日、タムドクとほとんど時を同じくして誕生する従兄弟ホゲが、ドラマに登場する。そのホゲを王にしようとする一派の陰謀などで、ドラマの前半はかなりヤキモキさせられるのだが、後半、臨時の王として本領を発揮し始めるころから、その強さと美しさに目も心もくぎ付けとなる。日本の時代劇で言うところの殺陣が華麗すぎる。かつて見て違和感を覚えた筋肉の発達したお姿は、このためだったのねと合点がいった。もともと時代劇の殺陣が好きで、るろうに剣心が袴をひるがえし目にも止まらぬ速さで剣を振る姿に心を奪われたものだが、このドラマでは鎧をつけたまま戦っている。その鎧がまた美しい。日本の時代劇では鎧の下からほぼほぼガニ股の足が出ているが、韓国時代劇の鎧は違うようだ。他の韓国時代劇は見たことがないが、少なくともこのドラマ、太王の鎧の衣装は美しすぎてうっとりする。

このドラマの見どころは、そんな王としてのサクセスストーリーとともに描かれる、2000年の時を超えたラブストーリーだ。神話時代に神の子ファヌンを愛し愛された二人の女性が姉妹として生まれ変わり、再びタムドクを愛する女性達として登場する。その愛の行方からも、目が離せない。神の子の転生とはいえ、この世では一人の人間である。その立派な王が、最終話で一人の女性に愛を告げ抱きしめるシーンは、羨ましすぎて、美しすぎて、涙が止まらない。

そんなこんなで、第六感が見ろと命じたこのドラマは、何もかもに於いて理想的な王様像、男性像を、私に見せたくれたのだった。


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