『ずぼらヨガ』なるものを知る
50を過ぎたら健康第一~『ずぼらヨガ』にトライ
幸いにして健康体です。
大きな病気をした事は無く、風邪はひきやすいもののインフルエンザには罹った記憶がありません。更年期もなんとなく過ぎていきました。
しかし最近心配になってきた事があります。足腰の衰えと肩こり、そして不眠です。
生きていると歳を取るのは当たり前なので、アンチエイジングには興味がありませんでした。しかし将来立てなくなっては大変です。寝たきり介護の大変さは身に染みています。子ども達に迷惑をかけるわけにはいきません。足腰のエイジングはできるだけ食い止めなければなりません。
なかなか寝付けない夜も多くなりました。夜に仕事をし、その後は就寝の直前まで家事で身体を動かし交感神経がらんらんと働いているのでしょう。朝も早いので布団に入れば直ちに副交感神経にバトンを渡してほしいとの願いは切実です。
そんな危機感を抱き、そろそろ我が身のケアを始めなければと思っていたところに、『ずぼらヨガ』という本(崎田ミナ著 飛鳥新社)を知りました。『ずぼら』といういかにも手軽そうなタイトルがナイスです。早速購入しました。
実は昔、高校生の時ヨガに興味を持ち、見よう見まねでやってみたことがありました。運動能力はさておき柔軟性はありましたのですんなりと身体に馴染み、結婚して第一子を妊娠するまでは自己流で続けていました。
さて、早速本を開き、ポーズというよりストレッチといった感じで身体を伸ばし、ああ気持ちいい、やっぱりヨガは気持ちいいな~、これは手軽でいいなあ~と、次々に取り組んでいきました。昔取った杵柄、順調です。ところが!
あれ?カンタンって書いてあるのに全く腕が上がらない!両手を後ろに組み、上半身を腕ごと前に倒していくという「いなほのポーズ」。タイトルに『肩こり解消、上半身のサビ取りに』とあります。
どうやら私の上半身は、すっかり錆びついているようです。就寝前に足のストレッチと肩回しをしていましたが背中は盲点でした。ひどい肩こりもきっとこのサビのせいです。そのことが分かっただけでも、この本を買った甲斐があったというものです。
前かがみになったまま後ろ手を上げようとするものの、ちっとも上がりません。そんな筈はないと何度も腕を上げようとジタバタする母の姿を、娘がスマホで盗撮していました。何度も再生して見ては涙を流して笑い転げる娘。遠く離れて住む兄にまで、わざわざ動画を送信しています。
とんだ笑いを提供するオマケを付けて、私の『ずぼらヨガ』は始まりました。
とりあえず背中のサビ取りに重点的に取り組み、自律神経を整え、足腰も鍛えて、元気にエイジングしていこうと思います。
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